8/30は9月度のベーシック研修の日でした。
今月のテーマは「腰椎テクニック」でした。

この日の学びは
「腰椎は横に動きません」ということを
学びました。
腰椎は
上の骨の下側が
下の骨の上側にロックされているので
前後に曲げたり伸ばしたりは出来ますが
横にはほとんど動きません。

ですから
横に動かそうとすると
痛めてしまいます。
ぎっくり腰も
横に動かない腰椎が
上下ロックが外れて
横にねじれたのが
戻らなくなったことが
原因です。
整体などで
骨盤をロックして
腰を横にバキッと動かすテクニックを
使うところがあり、
「ランバーロール」というそうですが、
構造的にいうと危険な技術の一つだと
以前
日本カイロプラクティック協同組合主催の
安全技術講習会で言われていました。
この技術はもともと
アメリカのカイロプラクティックの
技術にあったそうですが
今ではアメリカでは、
カイロの進歩とともに
使われなくなったそうです。
なのにどうして日本にあるのかというと
整体がもともと
野口流や南条流などの
江戸時代からある手当や
あんまなどをもとに、
大正時代に
アメリカから入ってきた
カイロプラクティックを
取り入れてできたものということに
関係しています。
カイロプラクティックは
大正時代に一度日本に
入ってきたそうなのですが
戦争によって
途絶えてしまったそうです。
昔の技術だけがそのまま残って
アメリカではもう使われなくなったのちも
日本で代々受け継がれてきたそうです。
当時のアメリカの
カイロプラクティックは
黎明期で
もともとは
アメリカインデアンが行っていた
手技がもとになっているそうです。

でも時代と共に
科学的な考え方が入ってきて
使わなくなった技術も
たくさんあるそうです。
ということを学びました。